『シャーロック・ホームズ』が現代を生きたら、どう事件を解決するか
友人より『見て!』と言われたので見始めたドラマ『Sherlock』が相当面白いです。
今回はそのお話。
『Sherlock』のはじまり
こちら、大元はみなさんご存知の『シャーロック・ホームズ』。
シャーロック・ホームズシリーズは、小説家アーサー・コナン・ドイルの作品で、シャーロック・ホームズと、友人で書き手のジョン・H・ワトスンの織り成す冒険小説の要素を含む推理小説。
1887年から1927年にかけて、60編(長編4、短編56)が発表されました。また、長編として発表した第1作、第2作は人気が出なかったけれども、イギリスの月刊小説誌「ストランド・マガジン」に依頼され、短編を連載したところ凄まじい人気となったそうです。
全作品は、こちらのサイトにまとめられており(チェコで作られたサイト)
Camden House: The Complete Sherlock Holmes
また、なんと全作品を日本語訳したというおそるべき根性の持ち主も発見しました。
著作権がすでにないから自由に訳せるとはいえ、なんという精神力。
小説だけでなく、映像にも
上記のように小説から始まった『シャーロック・ホームズ』。
途中からは映像にもなりました。
いくつかを紹介します。
■シャーロック・ホームズ 殺しのドレス(Sherlock Holmes- Dressed To Kill) - Part1
■シャーロック・ホームズ 闇夜の恐怖(Sherlock Holmes and Terror of Night) - Part1
■Jeremy Brett | The Dancing Men | Granada TV Series | Season 1 Episode 2 |
■映画『シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム』予告編
■映画『SHERLOCK/シャーロック 忌まわしき花嫁』予告編
ここ数年間で何回か映画になったのは、みなさんもご覧になったことがあるかもしれませんね。
今回のドラマ『Sherlock』は、全てがイマドキ
さて、では今回のドラマ『Sherlock』はどのような内容か。
それがもう、昔の『シャーロック・ホームズ』とは全然違います。
彼は事件・難題をスマホやPCなどを駆使しながら解決していくのです。新聞ではなくネット、電報ではなくメール、馬車ではなくタクシーが彼の解決をサポートしていきます。昔の『シャーロック・ホームズ』ではありえなかったことでしょう。
もちろん、英国的なユーモアと、昔ながらの古典的な名推理は変わりません。
とても難しい内容ながら、なんてスカッとする内容なのでしょうか。
年末年始のお休みも終盤戦かとは思いますが、かなりオススメです。