宗教でもなく、自己啓発でもない、実践ある『勇気』を創りたい。
みなさんは、『勇気』というと何を想像しますか?
、、、と書き出すと、何やら宗教のような、自己啓発のようなブログなのかなと思われるかもしれませんが、私は多分どちらでもありません。笑
確かに元々仏教色の強い家に生まれ、はたまた中高生時代はミッション校(キリスト教のカトリックを教育の根本におく学校)に育っていたので、日本人の中では宗教に近く、学んだことがたくさんあります。
自己啓発の本だって、今はそこまで読まないですが大学生時代はTSUTAYAにこもり、ひたすら読み耽っていたような時期もありました。
ただ、私が考え、書き記していきたいのは、『勇気』をどのように日々の実践に落とし込むか、ということです。
そして、まだ概念としてない、『勇気学』というものを長年かけて創りたいなと、思うようになったのです。
私の本名は、北村勇気。
そう、下の名前が『勇気』です。
数十名と小さいながらも70年に渡り会社を経営してきた私の祖父がつけてくれた名前。
紆余曲折ある会社経営もとい人生の中で、どんな逆境や壁が生まれてきたとしても『勇気』が必要である、と言いつけてくれた名前です。
ちなみに、私には弟がいるのですが、彼の名前は『光』。混沌とした闇に落ちていった時に、全ての人に必要なのが『光』だ、とつけてくれた名前です。
※ちなみに、何度も会社が潰れかけたり大きな借金を負ったりという最中でつけられた名前らしいです。笑
さて、我が名だということがとても大きな要因ではありますが、私はそれこそ『勇気』をとても意識するような人生を送ってきたような気がします。
『勇気』といっても、人によって印象が異なるでしょう。
ナポレオンのような恐れずに勇敢な英雄をイメージされる方もいれば、はたまた戦場で闘争心を掻き立てながら敵を力でねじ伏せるような兵士をイメージする方もいるかもしれません。
日本語だと『勇気』という言葉に集約されてしまうので、英単語で『勇気』に絡む言葉を調べてみました。
すると、以下のように『brave』『courage』『valor』の3つが登場します。
私のイメージは『courage』が一番近いのですが、ここではこう訳されていますね。
(危険・苦難・不幸にあっても恐れず不安を抑えることのできる)勇気、度胸、勇気
ですが、私の感覚は、『何かしらの逆境や壁が自らの前に訪れて恐れを感じるが、恐れを克服しようと力を振り絞って立ち向い一歩踏み出そうとする心』が勇気だと感じています。
これは上記の祖父然り、建築士としてやたら波乱万丈にいきてきた我が父を見ていたことと、私自身が置かれてきた逆境を踏まえて形成された考えです。
自分とその周りで感じているだけならまだ自分で考えているだけで済んだのですが、冒頭にも記したように、
私が考え、書き記していきたいのは、『勇気』をどのように日々の実践に落とし込むか、ということです。
そして、まだ概念としてない、『勇気学』というものをこれから長年かけて創りたいのです。
私は18歳の大学在学中に仕事を始めた時から26歳の今に至るまで、仕事とプライベートを合わせて、おそらく延べ数千人の様々な相談や話を聞いたり、考えを深掘ったり、フィードバックをしてきました。お相手は、主に10代から60代くらいでしょうか。
また、現在は本業にてそういった1対1の言葉でのやりとりを全てデータ化して、どうしたらより良い1対1の言葉でのやりとりができるようになるのか、、、そんな研究と共に、その内容を実現するための教育からコンテンツ作りなどもしています。
ひたすらにそんなことをしていたら、強く思うようになったのです。
皆、何かに囚われてしまってその殻を破れずに悶々としていたり悩んでいたり苦しんでいたりする、それを解決するのは、1人1人が自分に合った『勇気』を発現させて活用することができるようになるということではなかろうか、、、と。
このブログのタイトルは、
『勇気をつくり、事業をつくる - 事業づくり担当北村の迷走めも』
私の『勇気学』までの道を記すと共に、3年ほど前から創業より携わるスタートアップ企業での事業開発を通して気づくことを記していきたいと思います。
会社を続けていて、事業をつくっていて、これまでも『勇気』を出させねばならないタイミングが様々ありました。創業の経営陣が全員交代したり、様々な障害を起こしたり、資金が尽きてしてあと数日で会社が潰れそうになる、、、そんなことがたくさんありました。
『勇気』をひたすらに発揮せざるを得ない環境がそこにはありましたし、そして、これからもそうでしょう。
そんな道のりを毎日記します。
時には荒ぶっていたり苦しんでいたり迷走していることも、そして考えがまとまらずあやふやな記事があるかとは思いますが、ご笑覧いただければ幸いです。
では、また次回の 『勇気の迷走めも』にて。