「CES2018」最新のトレンドと注目ポイント< 1 >
というわけで、ラスベガスで開催中の世界最大の家電見本市「CES」(Consumer Electronics Show)に参加しておりました。
英字の通り、消費者向けのエレクトロニクスのショー、つまりは家電見本市。
今回で51回目、要するに51年目にあたっており、昔はオタクたち向けのような見本市だったらしいのですが、今はもはや新しい技術に関する最新トレンドが発表される場となりました。なんと今回はブースだけで64999(つまりは64999社が参加)、来場者数は18万人を超えるそう。
1月8日(米国時間)のプレスカンファレンスは一般参加者では見れないので、私は8日の夕方にラスベガス入り、9日から11日までの3日間かけてじっくり回ってきました。
このブログでは、その結果得た今回のAIやロボット、モビリティなどの最新技術に関するトレンドとその変遷を3本立てで記します。
- 「CES2018」最新のトレンドと注目ポイント< 1 > - 「CES」最新トレンド
- 「CES2018」最新のトレンドと注目ポイント< 2 > - 今回の注目ポイント
- 「CES2018」最新のトレンドと注目ポイント< 3 > - 歴史観とこれから
「CES2018」最新のトレンドと注目ポイント< 1 > - 「CES」最新トレンド
ネットワーク化
大きな会社を見たときに、もはやこの言葉はないのではないか、、と思えるほど、どこの会社も「ネットワーク化」を推しています。
では、「ネットワーク化」とは何か。
簡単に言うと、全てのデバイス・ツールがシームレスに繋がり合い、1つの行動で様々なことが同時にできたり、全てのデータを集めて本人にフィードバックを返すなどができること。
最近だと、Amazon echoやGoogle Homeがスマートスピーカーとして有名ですね。これらはその中心的なハブとなり、声をかけると、例えばTVの電源がつけられたり、室温や照明の調節ができたり、防犯カメラを作動することができたり。はたまた、それらを使用したデータを元に人の健康状態や生活データを蓄積していく、ということもできます。『Hey, Google !』というCMでもおなじみの、あんな感じですね。
もちろん、そのようなハブを介さずに作動したデバイスに対して他のデバイスが連結するかのように作動する、というのもあります。
この「ネットワーク化」、もはやあまりにもどの会社も行なっており、かつそこまで技術の差もなく、しかもある程度想定できるデバイスは開発されている中で、どの会社がどの国での市場を制していくのか、、、会場はもはや大航海時代でした。
5G
モビリティ
さて、トレンドはこれくらいにして、次は注目ポイントに進みたいと思いますが、随分と長くなるので、まずここで一区切りします。
3本立てでお送りしようと思いますこちら、これ以降は以下のようなラインナップを予定しておりまして、その該当記事も一緒に貼っておきますので、ぜひご覧ください。
「CES2018」最新のトレンドと注目ポイント< 2 > - 今回の注目ポイント
オープンイノベーション/コネクテッドインダストリー
技術と非技術の二極化
思想化と非思想化の二極化
実用化へのイメージづけの有無
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「CES2018」最新のトレンドと注目ポイント< 3 > - 歴史観とこれから
51年前当時
トレンドと参加社の変遷
今後の予測しうる世界
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