最近気づいた、「仕事に楽しさを感じない人」に共通する1つのこと。
楽しく自分なりに満足感をもって働いている人と、そうでない人の違いがあるなあと、
この前、以下のブログでも紹介させてもらった川元さんの『車座』で自分で話しながら理解しまして、今回はそれについて。
というのも、楽しく自分なりに満足感を持って働いている人たちって、自分の今だけでなく、過去の感情だったり、耳に残っている言葉や見た光景をすごく鮮明に覚えているんですよね。
もちろん、全てを覚えているというのではなく、1人1人その量は異なりますが、少なくともポイントポイントでかなり記憶しているんですよね。
『車座』に参加なさっている方々はかなりその濃密な記憶があるなあと話ながら思った瞬間に私の中で繋がったのですが、楽しくなさそうにかつ満足感なく働いている人ほど(こういったら失礼ですよねすみません)、過去のことの記憶量も少なく、それらが自分にとってどういう意味のあることなのかを認知していないケースが多いです。
私のやっている事業の特性上、かなり多くの2者コミュニケーションを見ますし、自分でもかなり行うほうだと思いますが、そこでもそれが言えます。
楽しくない、満足感がない、という時によくあるのは、そもそも自分がどんなことに楽しさを感じたり、満足感を持ったりするのかを、言語化していないだけならまだしも認知できていません。
そうなると、そりゃそうですよね。自分が楽しい瞬間、満足する瞬間がわかっていなければ、目の前の今やっていることは楽しくないこと、満足できないことになりやすいですし、それを楽しいこと、満足することにすることすらとても困難です。
楽しいこと、満足することに偶然出会うことがあるかもしれませんが、それがなんで楽しいのか、満足できるのかを理解していなければ、次の楽しさも満足感も、いつになったら来るのかわかりませんよね。
よく聞く質問として、以下のようなものがありますが、これらもそもそも前提『人は同じ感情や感覚で仕事もプライベートも捉えている』ので、関連しているに決まっています。
・仕事している自分と、仕事をしていない自分ではそもそも感覚違うでしょ
というものがよくありますが、人なんて結局昔の自分の経験や感覚でしか判断できない、しにくい生き物なので、過去と今がリンクしていないなんてありえません。リンクしているに決まっています。
・仕事は楽しいとか満足できるとか意味がわからないし、仕事は仕事じゃない?
こんなのもありますが、そもそも仕事とプライベートを分離していたらいつまで経っても自分が望む姿になんてなれません。
言葉を変えるならば、『メタ認知』ができていないということかなと思いますが、でもこれって訓練すれば誰でもできるようになると思うのです。
その訓練を私は高校3年生くらいから我流でやってきたように感じていますが、そもそもどんな時にでもポジティブになれる人は少なからずここの現在の力も能力も高いような気がしておりまして、この辛い苦しい楽しくないなどネガティブに捉える前にここの訓練をするのがとても良いのかなと思う今日この頃です。
ある意味、『自分自身とは何か』というのを探求する旅ですね。
それを幼少期からできれば良いなと、とても強く思うわけです。