環境をガラリと変えずとも、これからを創るお手伝いをしてくれるもの。それは”言葉”。
2018年の頭ということもあり、これからのことを考えている方が多いかと思います。今回はそんな今後のことを考えるにあたり(たぶん)有用であろう考え方について。
- 『脳神経科学の専門家に聞く、"周りにある言葉"が自分の人生をつくるために1番大切な理由。』
- 『記憶の重み付け』はある程度、自ら事前に設計できるかもしれない
- 大前研一氏の「自分を変革する」3つの方法
- 『言葉を創り、人生を創る』
『脳神経科学の専門家に聞く、"周りにある言葉"が自分の人生をつくるために1番大切な理由。』
そんなことを考えたキッカケは、昨年記したブログで、『脳神経科学の専門家に聞く、"周りにある言葉"が自分の人生をつくるために1番大切な理由。』というものがありました。
ふとそれを読み返していたところ、その脳神経科学の専門家の言葉が改めて気になりました。
ー北村の質問
「寝てる間に記憶されるっていうじゃないですか。試験期間中に寝ずに勉強するより、しっかり寝た方が結果的に脳に記憶される、みたいな話です。その記憶する情報って、どう選んでるんですか?」
「例えば明日の試験のために勉強するって考えても、勉強以外にもいろんな行為をするじゃないですか。食べたり移動したり。寝て勉強以外のことも記憶しちゃうんなら、一晩くらいなら寝ないで勉強だけした方が良くないです?」
ー脳神経科学の専門家の回答
「記憶は頭の中で取捨選択されてるんです。そしてその選択は、重み付けの量が基準になっているんですよ。だから、その人の周りにある言葉でその人が形成されるって言っても過言ではないわけです。」
要は、『記憶の重み付け』は”周りにある言葉”の量がかなり影響しているわけですね。
『記憶の重み付け』はある程度、自ら事前に設計できるかもしれない
普通に生活をすると、自分の”周りにある言葉”、結果として自分の”周りにある言葉”が自分の記憶に重み付けされていくわけです。
ただ、人は自らいる環境、受ける情報、入手する情報、それらを全てではないにせよ、ある程度自ら選択することができます。そう考えると、人はこれからの日々に望む状態を構築するために、その”周りにある言葉”を自ら事前に設計しておくことも可能なのでは、と思うわけです。
大前研一氏の「自分を変革する」3つの方法
あまりにも有名ですが、元マッキンゼー大前研一氏の言葉で、自分を変えるには3つの「変える」ことがあるというものがありますね。
以下の3つです。
1. 時間配分を変える
2. 住む場所を変える
3. つきあう人を変える
ただ、ここで言われている3つというのは、実際に人がすぐに実行できるかというと、難しい面もあるように思います。
特に、『住む場所を変える』『つきあう人を変える』というのはかなり困難な可能性が高いですよね。
『言葉を創り、人生を創る』
だからこそ、まずは自らの”周りにある言葉”、つまり今後自分の”周りにあってほしい言葉”を事前に創り、その言葉を設定したある一定の期間内に自分に常に投下し続ける仕組みを創ることができたら、上記の3点がなくとも、自分の望む方向性に徐々に進めるのではなかろうか、、、
そんなことを思うわけです。
ただ、、、実験してみないとなんとも言えない気も。