感情心理学を学ぶ駆け出し研究者兼マーケターのブログ

大学院と組織開発ベンチャーに属しながら感情心理学を肴にする日々の苦悩と葛藤を綴るブログです。27歳ですが37歳に見られます。

『はたらいて、笑おう。』を取り巻く違和感について。

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昨日、この広告を見た時のこと。

みなさんも見たことがあるでしょうか。

 

 

言っているのは3つのこと

以下に、展開されている3つを表示します。

 

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『はたらくって、笑うためじゃなくて生きるためです。』

 

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『遊んでいて、泣くやつはいない。働きながら、泣くオレはいる。』

 

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『いつか笑うために、泣いたり、怒ったり、とても忙しい。』

 

『はたらいて、笑おう。』

そもそもの『はたらいて、笑おう。』というコピーは私もとても大好きです。

そして、この会社には友人がたくさんいますし、彼ら彼女らがしっかり1人1人のお客様に向き合っている姿もよく見て「素敵だなあ」と思うことがとても多いんですよね。

 

どう解釈するべきか。

そんな中、この広告。

これって、どう解釈したらいいんですかね。

 

■真意は一体

この3つの広告は全て、『はたらいて、笑おう。』の逆を言っていますね。

ぱっと見は自社コピーの否定をしています。

ただ、もう少し考えると、この言葉たちに共感するような働き方をしてしまっている人たちが少しでも『はたらいて、笑おう。』の世界観に向かえるようにしたい、そんな転職支援がしたいという意思表示のようにも見て取れます。

真意は一体。

 

■これに共感する人が多いという事実

正直私はこの3つのコピーを見て違和感しかないのですが、おそらく、このコピーの文章に共感する人が多いというのが事実なのでしょう。

でないと、このような広告を出さないでしょうし、この広告によって転職意欲を刺激して転職者数を増やそうとしているわけですから。

ただ、これに共感する人が多い世界って、なんだかとても嫌だなあと。

 

 

さてさて、どうなんでしょう。

意図はなんとなくわかりつつも、せっかく素敵な会社なのに、こういう広告だとイメージダウンしてしまう印象があるのですが、、、