感情心理学を学ぶ駆け出し研究者兼マーケターのブログ

大学院と組織開発ベンチャーに属しながら感情心理学を肴にする日々の苦悩と葛藤を綴るブログです。27歳ですが37歳に見られます。

対個人、対集団、それぞれのコミュニケーションも、結局は1本の線から始まる

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先日お客様複数名に対してお話しているときのこと。

社長からこんなフィードバックを受けました。

 

『相手が多くなると、きたむのコミュニケーションってすごい変わるよね。すごいもったいないと思うんだよ。1対1ではそこまで強いのに。』

 

 

対集団に苦手意識がある理由

そう、私自身もやたら感じているのですが、私は集団向けにお話することがとても苦手です。

 

私は幼少期、自分自身の身体的な影響(生まれつき肋骨が2本ないのです)で運動がなかなかできずに育ちました。

体育のときは、ひたすら見学、教室にいるときもあれば保健室にいることもあれば、時に外の運動場で楽しく体育をする同級生たちを見たり教室に帰ってきた彼らを見ながら

『いいなあ、、、』

と、いつしか集団で何かをするということに対してものすごい憧れと、同時に恐怖心を持つようになりました。

 

対集団でも失敗を脱することができる3つのこと

そんな心の状態になって以降、私は集団での成功体験があまりありません。(ちなみに、個人的に集団の定義は自分含め5名以上)

3つだけ、それを脱する機会はあって、それが以下。

・その集団のトップのポジションに立って率いている集団

・圧倒的大多数の集団

・立ち上げから参画している集団

この3つの時だけはその心を払拭して成功体験と呼べるものが結構あったりするのですが、これに当てはまらないものでも成功体験がほぼありません。

 

そんな自分として、複数のお客様と対峙すると自分の中で集団とみなしてしまって、なんともうまいことできません。

過去の経験の影響か、緊張とかは全くしない性質なのですが、実行するのがとても困難なのです。

 

コミュニケーションの3つの道

私がコミュニケーションにおいて進める道は、3つ。

・1対1のコミュニケーションは、自分で言うのもなんですがかなり強いということに最近気づいたので、そこの一点をひたすら貫いて強化し続ける

・対大規模のコミュニケーションでは成功体験があるので(800〜1000名あたり)、そこの強化に入る

・苦手な複数名(数名〜数十名)を克服しにかかる

 

個人の性質としては圧倒的に1対1を強化したほうが良いのですが、仕事柄、そしてこれから自分が歩む道のりとしては複数名を克服しにかからねばいけないなあと思ったりするのです。

 

集団だろうが、その中の個人個人に対して1対1のコミュニケーションをとる

そんな最中、社長からこんなことを言ってもらいました。

『その集団を集団として見なすんじゃなくて、全員と1対1のコミュニケーションを取り続けるつもりでやってみたら?それなら、1対1の延長線上じゃない?』

 

確かに、私は集団相手になると、集団を敵とみなしてコミュニケーションを絶ってしまうような癖があるのかもしれません。

でも、それも1対1と考えればできるような気もしてくる、、、

 

ということで、今後はそれを意識し実践してみようかなと。

 

報告はまたこちらのブログにて。