『恩送りだから』という20歳くらい年上の先輩を思い出して、自分を振り返るという話
本日お昼あたり、ランチのときのお話。
OBOG訪問で今年の頭くらいに相談にきてくれた方から、再度の相談があると、会ってきました。
彼とは何回かお話をしていて、今日は4回目。
なんの相談だろうなあと思いながら向かいまして、聞いてみました。
『え、やっぱり4月からの会社辞めるとか、そういう相談です?』
と聞いてみると、
『いえ、全然違います。』と。
(相談というとそんなことしか思いつかずすみません、、、)
『来年4月から社会人になるわけですが、自分すごくコミュニケーションあたりに難がありまして。とっても不安なんです。それをどうすれば良いか、聞きたくて。』
彼、4月からとある大手老舗メーカーの総合職に進むのですが、私から見るとそこまで課題あるように思えず。
確かに物静かなほうだなとは思いつつも、別に何ら課題はなさそうでして。
それをゆーっくり聞いていくと、次第にいい感じに言葉が出てくる出てくる。
ちょっと個人的すぎる事なのでこちらには記しませんが、最後には最初より表情が晴れたような感じ。
よかったよかった、と思いつつその場を去り次のアポイントに向かったのですが、
その道中にふと思いました。
昔自分が学生のとき、こんな風にいろんなオトナの方々にお世話になっては多大なるお時間をいただき数々のご迷惑をおかけしながら歩んでいたわけですが、それ以上に自分はできているのだろうかと。
大学2年生の頃でしょうか。
初めてかなり歳上のオトナとお話したとき。確か、とある外資系大手コンサルファームの戦略コンサルの方だったのですが、とてもとても恐縮していたら、『恩送り』ということをおっしゃっていただいたのを思い出します。
『俺も先輩たちにしてもらってたからさ、北村君もいずれそうなろうよ。いま恐縮するんじゃなくて、その方が楽しいじゃん』
今の自分は、そんなオトナになれているのだろうか、、、
いまの時点でなれていないとしても、これからそんなオトナになれるように歩んで
行かねばなと、先輩方を思い出しながら、思うのです。