感情心理学を学ぶ駆け出し研究者兼マーケターのブログ

大学院と組織開発ベンチャーに属しながら感情心理学を肴にする日々の苦悩と葛藤を綴るブログです。27歳ですが37歳に見られます。

「あなたの全ての根幹にあるものは?」への回答。

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「あなたの全ての根幹にあるものは?」

 

これが、最近毎日考えていること。

 

あなたなら、なんて答えますか?

 

 

ことの始まりは1年前。特性。

始まりは1年と少し前。

弊社代表に「自分の特性を把握して働けるようになろう。特性とは、自分が何の違和感もなくとてもスムーズにリラックスしながら行動思考できて、かつ他の人と比べて圧倒的にパフォーマンスが高いこと。それが分かっている方が仕事しやすくなるし、しかも特性がわかれば、その特性を活かすためのスキルを構築できる。」と言われたことから始まった自分の特性探し。

探しはじめの頃は全然わからくてかなり困窮しましたが、昨年8月くらいにようやく把握し、今自らが認識しているのはこの3つ。

・親密性

人と1対1の関係性をかなり深くしていくこと。親密になるスピードが早く、かつ深さもかなり深め

・イニシアチブ

誰よりも先に行動していく。そこにある穴に一番先に気がついて、それを埋めに行くことがとても得意だし、早い。それは自らの所属する組織や系全てに当てはまる

・人の未来への共感力

誰かが思い描く未来に対して共感し、それを共におしすすめるための思考行動が早く、かつクオリティ重視

 

根幹というのは、特性よりもっと奥深くにあるもの

上記のように特性に対しては結構自信があったのですが、ここ最近でまた改めて問われることがあります。それが、

「あなたの全ての根幹にあるものは?」

 

私は唖然とします。「え、、、」

 

根本、要するに人の思考行動の全ての源泉になっているもの、共通するもの、とでも言えば良いでしょうか。

私が考えていた「特性」の先にあるはず何です。でもその言葉は、かなりわかりやすいよくある言葉ではなくて、かなり分かりにくい言葉の可能性もありますよね。

 

それを昨年終わりの頃から考え始めたわけですが、もう何とも難しいわけです。いくら考えてもなかなか出てこない。

「繋がり」「深める」「歴史」、、、いくつもの近そうな言葉は出てきている感じがしつつも、どうしても前に進みません。

 

さて、どうしたものか、、、

 

わたしの根幹は○○。

先日、そんな私に1つの示唆がありました。

それは、先日ブログにも記した小学校で授業をしたときのお話。

courage4u.hatenablog.jp

 

この授業の最後に、小学6年生のみんなにメッセージを!という時間があり、要するに統括して言いたいことが何かを特定してお伝えするということをしてきたわけですが、私の中では特に迷わず瞬間的にこれにしまして、大きな画用紙に赤字で大きく書きました。

『勇気を持ち続けること』

 

これから生きていく中でいろんな大変なこと、辛いこと、どうしても避けたいこと、傷つくこと、怖いことがあるはず。でも、そんな中でもそれを何とか克服して乗り越えて前に歩むこと、それが大切です。

というような内容のことを口頭では話したような気がするのですが、私はそれを伝えたあとに気づきました。

 

そうか、勇気か。と。

 

私自身が進めていきたいのは、「勇気を持つことで1人1人が一歩前に歩める社会を創る。」

それ自体はいつも考えていることではありますが、ここに私の根本は隠れているように思います。

勇気を持つとはどういう状態か、勇気を与えられているとはどういう状態か、それは、『存在への肯定』だと理解したのです。

 

少し話を戻しますが、先日社長に別の考え方の話をされました。

「根本は、自分が徹底的に嫌いなこと、嫌悪感を抱くこと、発狂するレベルで怒ること」

なるほど、私が徹底的に嫌いなこと、怒りを感じること。

上記の『存在への肯定』を理解したあとであれば、私が時々かなりイラついたりするのは、とても分かりやすいです。それは、

『人がないがしろにされている』こと。違う言葉にすると、『人を否定する』こと。

もう少し細かくするならば、「存在を否定すること」でしょうか。

 

友人が親族から存在を否定されていたら腸が煮えくり返るような気持ちになりますし、見て知った組織の中で『存在を認めてもらえない』人がいたら本当にムカつきますし、TVで単に見た目や単発の発言や行動だけで叩かれ続けている姿を見るとひたすらに怒りしか感じません。

 

話を戻しましょう。

そう、私の根本は「存在への肯定」です。

それに関わることであれば、私の力は最大限発揮されるでしょうし、ひたすら強い動機を持って動くことができそうです。

 

ただ、この根本が本当に合っているのかは、分かりません。もしかしたらもう少し細かい定義になるかもしれないし、少しずつ更新していくのかもしれない。

でも、そう。私の根本は「存在への肯定」。今、三軒茶屋のマメヒコという大好きなカフェでゆったりとこの言葉を記していて、全く違和感なく、とても自分にしっくりくるのを感じています。