感情心理学を学ぶ駆け出し研究者兼マーケターのブログ

大学院と組織開発ベンチャーに属しながら感情心理学を肴にする日々の苦悩と葛藤を綴るブログです。27歳ですが37歳に見られます。

『幼少期から自分を問い続けられる社会』が、1人1人の楽しさを増していく。

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先日、中学生から大学生まで160名くらいが参加するとある教育プログラムに、メンター・講師として参加させてもらってきました(本業とは関係ないですが)

 

そこで目の当たりにしたのは、15歳から22歳くらいの学生たちがこれからの自分にとても迷い、とても希望を持ち、どうやったら自分の在るべき姿になれるのかを模索している姿。

今年に入ってからちょいちょいと歳下の学生たちに接する機会が増えてきて嬉しいですね。

 

ここに来る学生たち、沖縄から北海道まで、本当に日本全土から集まっていて、この4日間の合宿に懸けている方ばかりで、その熱量に驚きました。

しかも、この数日間は始まりにすぎなくて、ここから1ヶ月の間、ひたすら自分の道を探すための思索を繰り返すわけです。

 

私がのんびりしようとしているとすぐに誰かが声をかけてくれて、「会社のこと教えてください!」「リーダーシップの発揮の仕方にすごく悩んでいて、どのようにすれば良いか、相談に乗ってください!」「春から会社に入って、それ以降どんな風に過ごすのが良いか、それについて話したいです」などなど、人によって異なりますが、今の自分にとても大事なことを真剣に悩んでいるわけです。

 

その熱量にとても感激するのと同時に、様々な機会をもって自身のことを考えることって、今の日本の教育には欠けているんだなと改めて思ったんですよね。

最近、キャリア教育的な文脈にてお手伝いしてくださいというお話をいただく機会が多いのですが、

今までは組織に属する人向けにやってきた私のやり方が、もしかしたら日本の教育にもお力添えできるようにもなってくるのかなあと思うと、とても嬉しいと同時に、「もっと幼少期から自身のことを問い続けるという教育の構築がしたい」という新たな想いに繋がってきたんですよね。

 

その分野で一番やりたいのは、『アート教育』。

自分がそれを気がつけば受けさせてもらっていて、すごい自分を形成してくれているという実感もあり。

詳しくはまた。

 

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