感情心理学を学ぶ駆け出し研究者兼マーケターのブログ

大学院と組織開発ベンチャーに属しながら感情心理学を肴にする日々の苦悩と葛藤を綴るブログです。27歳ですが37歳に見られます。

とある教授たちと話して、「ああ、もう僕はこちらで戦おうとしなくていいや」と自らを切り捨てられたという話。

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先日、とある大学院の教授数名とお話していた時のこと。

「ああ、もう僕はこちらで戦おうとしなくていいや」と思いまして。

 

今回はそんなお話。

 

 

「自分の戦うフィールドはそこではない」

ひょんなことから、先日上記のように数名の教授陣とお話していたのですよ。

みなさん、バリバリ理系の先生方。

 

話を始めると、思うわ思うわ「自分のロジックのなさ」と「的確さの無さ」。笑

昔までの自分だと、「いやあこれはもっとロジカルにならねば、、、」とか「訓練が足りんぞ、、、」というような気持ちになっていたのですが、今回はそれがなかったんです。

そのお話が終わった後に、なぜだろうなあと考えていたら、こんな結論に至りました。

「自分の戦うフィールドはそこではない」

 

自分に足りないことを気づく瞬間の度に

もともとかなり感性的なわたくし。

弊社の代表がかなーり理系なこともあり、昔からひたすら怒られる対象の1つでした。鍛えるために、罰金制度を設けていたこともありました。笑 (それでどれくらいの金額を失ったのだろうか、、、w)

 

ただ、そんな彼の元にいましたら、それまでは理系と思われたこともなかったのですが、会った方から「物理学とか機械系とか昔やられていたんですか?」「北村さんてすごい整理して話すし、ロジカルですよね」と言われるように次第になりまして。

おそらく、一般的な働く人の基準の中だと”ロジカル”寄りになったのかもしれません。

 

とはいえ私の周りには理系のマスターやドクター出身者、MBA出身者が凄まじい数いましたし、かなり理系色も強めな方が多いことから自分としては正直自分のロジカルさなんてカケラも感じたことがなく、それでいつも「ああ、どうやって同じ基準までいくんだよ、、、」とか思っていました

 

「ロジカルが正しい」は正確ではない

ただ、この前わたしの社長も会ったことのあるとあるお方と弊社事業の話していたら、「北村さんから言われる方が正直すごい響いたんですよね。」「わたしは北村さんにお力添えできたらなと思います。」と言われてそれはとてもとても驚きしかなかったのです。

自分にはロジカルさもないけど、そんな風に思ってもらえるんだ!なんでだ!? と。

 

それを後日、友人に話したのです。そうしたら、彼女からはこう言われました。

「普段一緒にいる人の基準が高いから、そう思うだけだよ。そこの人たちはね、そんな話し方、やりとりの仕方、文脈を好む人たちなんだよ。でも、世の中はそんな人たちだけじゃなくて、違う人もいるってこと。ロジカルさが素晴らしいわけじゃなくて、別にロジカルじゃなくても他のところで話すのも、やりとりをするのも、そんな文脈を作るのも、いいと思うんだ。」

 

これを聞いて、「な、なるほどっ!!」と個人的には目から超鱗状態でして。

 

それがあってすぐの教授陣とのお話だったので、多少ズレを感じた瞬間はあれど、特に何も違和感を持たずに進められましたし、改めて「ああ、もう僕はこちらで戦おうとしなくていいや」と思ったのです。

 

絶対に必要だよねということを切り捨てることができるのは、かなり気が楽になりますね。