感情心理学を学ぶ駆け出し研究者兼マーケターのブログ

大学院と組織開発ベンチャーに属しながら感情心理学を肴にする日々の苦悩と葛藤を綴るブログです。27歳ですが37歳に見られます。

弊社の優秀なインターン生に、採用について怒られたという話

f:id:yuki_kitamu:20180129145943j:plain

「そんなんじゃ、これからインターン生の採用なんてできないと思います」


この言葉を言い放ったのは弊社インターン生。彼女はもともと私の友達みたいな関係でして、今はお手伝いもしてくれています。伝えたこと以上を認識し、期待した以上を創り上げてくれる彼女はまごうことなく優秀でして、とても助かっています。
そんな彼女に先日、こんなことを言われて猛烈に反省しまして、今日はそこから考えたことのお話。

 

  

もともとインターン採用にて考えていたこと

もともと、弊社のインターン生は今まで数名いまして、全員始めたら卒業までやってくれていたのです。今まで5名でしょうか。
行うことは弊社全体で起こることのアシストを、オフィスでもリモートでも問わず、曜日も時間も固定化せずに行うというかなりフレキシブルなもの。
まだまだスタートアップ企業である我々としては、どんどん新たなことを初めていくので固定化した業務があまりないのです。故にそのような形態をとっておりました。
また、今までは全員経営陣か私の繋がりからの採用。


これからもそのような形態にて続けて採用していこうとしていましたが、なにぶん今のインターン生たちが全員大学4年生なので、3月末までにインターン生の採用をしなきゃなあと考えていました。

 

今まではうまく採用ができすぎていた

今までのインターン生たちは上記の通り、全員経営陣か私の繋がりで採用をしていました。必要なタイミングでたまたま運が良く採用ができていました。
でも、彼女からは「それはたまたまできただけで、普通はそこまでするっとできるわけではない。今まではそこまで必死にやらずともできたかもしれないが、いつもそうでないことを理解して」と言われ、僕は「うむう、、、」と唸ります。


今のままでは次なる採用は無理

彼女曰く、学生がインターンを行うときに基準にすることは以下の5つ。
1:稼働タイミング、日時
2:給与
3:仕事内容(会社で何をすることができるのか)
4:機会(学べること、得られること、成長できること)
5:メンバーたちの魅力

「私は北村さんに魅かれてきました。でも、そういう人の魅力みたいなものだけでは採用はできませんよ。仕事は望めば何でもできるとか、なんでも学べるとか、それを学生に委ねるのはだめだと思います。お給料もそうです。そもそも、この5つに納得しないと、候補の中に入りません。北村さんとかを知ってるのならまだしも、基本的に最初に北村さんに会ってるわけじゃないじゃないですか。それで学生たちのインターン先の候補になるのはほぼ無理です。」

私はここで自分自身の思考停止具合を呪いましたね。
そりゃそうだな、、、と。

 


これ以降どう進めていくのかはここには記しませんが、これかなり大事なこと。
その彼女はもともとインターン生というよりもともと友達みたいな関係性だったので通常の会社の人とインターン生という関係性とはまた少し違うかもしれませんが、こうやってビシッと言ってくれるのは向こうにも負担がかかることだし、本当にありがたいですよね。


「不甲斐ないなこいつ」とさらに思われないように、考えも行動も進めよう、、、